使いやすいキッチンの条件は
・30000回の料理
間取りを考える上で特に奥様がこだわるのがキッチンです。
一戸建て住宅を買うとなった時、私の妻が最も気にしていたのもキッチンでした。
と言うのも、それまで住んでいた賃貸マンションのキッチンが狭く、満足な作業スペースもなかったためです。
「一戸建て=広々としたキッチンを持てる」と期待感が高まるのも無理はありませんね。
自宅に40年間住むとして、毎日2食を自宅で食べるとしたら、約30000回も自宅キッチンで料理を作ることになります。
これだけの回数、料理を作るのだと思うと、妻の希望も叶えないわけにはいかないでしょう。
リビングやダイニングを見渡しながら料理をしたい場合はカウンターキッチンやアイランドキッチンが良いでしょう。
ただ、これらは壁に向けてキッチンがある場合と比べると、スペースを多く確保しなければならないというデメリットもあります。
アイランドキッチンはデザインこそオシャレですが、収納力という意味では見劣りするかもしれません。
キッチンの近くにパントリーや大型の食器棚を置けるかどうかという条件を踏まえながら、採用するキッチンを決めましょう。
我が家はカウンターキッチンにしましたが、たまに私と妻が並んで料理をしても窮屈ではありません。
もしかしたら、いずれ子どもたちも妻と共に料理することがあるかもしれません。
そう考えると、機能性や収納力、広さには十分な余裕を持たせたいですね。