親と同居することに。間取りはどうする? - 姫路で一戸建てを建てました!間取り大公開

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親と同居することに。間取りはどうする?

・バリアフリーだけじゃ足りない
ここまでは主に夫婦2人と子ども2人の4人家族を想定して間取りを考えてきました。
ただ、一戸建ての完成を機会に両親と同居する場合もありますし、両親の一方が他界したり介護が必要になったりして同居が必要になる場合もあります。

両親の姿は30年後の自分たちです。
両親が過ごしやすい家こそ、自分たちが将来住みやすい家ということになります。
つまり、同居する、しないに関わらず、家づくりの当初から留意すべきということですね。
例えば階段に手すりを設けること、無駄な段差をなくすことなど、バリアフリー設計にするのは高齢者のみならず子どもにも優しい家になります。

もっとも、同居するとなると、バリアフリー設計だけでは足りない場合もありません。
極端に言えば2世帯住宅にして玄関やリビングを二つずつ設ける必要があるかも知れません。
そこまでではなくても、一家の人数が多くなることを考えると、トイレを2つ設けたり、本来は要らないと思っていた和室を備えたりしなければいけないかもしれません。
家づくりが家族全員のコンセンサスの下で成り立つとするのなら、同居人が増えれば増えるほど形にするのは難しくなります。
とは言え、中途半端で妥協するわけにはいきません。
プロの方も交え、家族全員がなるべく納得いくまで話し合いましょう。