子ども2人に望ましい間取りは? - 姫路で一戸建てを建てました!間取り大公開

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子ども2人に望ましい間取りは?

・人気の「リビング学習」
ここまで考えてきた通り、例えば子どもが2人いる場合、ひとまず2階建てが基準になりそうです。
今回はもう少し詳しく間取りを考えてみましょう。
最近は「リビング学習」が脚光を浴びており、子ども用の個室が要らないという風潮もありますが、本当にそうでしょうか。

これは子育てに対する考え方によるので、あくまで私見を述べるだけですから、参考まで。
幼い子どもは父親や母親の存在を近くに感じていると、安心して集中力が増すと言われています。
確かにその一面はあるでしょうし、それを否定はしません。
しかし、リビングに学習環境を整えることと子ども用の個室を設けるか設けないかは、本来、別の問題のはず。
切り離して考えるべきでしょう。

・子どもに個室は与えるべき?
つまり「リビング学習」は親から目の届く範囲に、子どもが勉強やお絵描き、ちょっとした作業ができるリビングテーブルやダイニングテーブルがあればいいわけで、例えばキッチンに隣接したカウンターに子どもの勉強場所を設け、子どもが使わない時は親が読書や家計簿などに使うことも可能でしょう。
一方で、個室は子ども2人が同性同士か異性かにもよりますが、基本的には個室を与えてもいいと思います。
子どもながらに1人になりたい気分の時もあるでしょう。
親の目があって安心できるのは良いことですが、いつも親が近くで見守ってあげられるわけではありません。
自分1人で集中し、自分だけの世界に入り込む経験も必要でしょう。
子どもが鍵を付けるとか、親は入室禁止だと言うなど、行き過ぎたことをし始めたら、対応を考えましょう。

・玄関や庭は広く
建築時の子どもの年齢にもよりますが、乳幼児の場合はベビーカーを頻繁に使用しますし、子どもが大きくなれば三輪車や自転車、スケートボードなどを玄関回りに置くようになります。
靴もどんどん増えていきますから、玄関や靴箱(シュークローク)は大きくできるなら、それに越したことはありません。
また、子どもは庭が大好きです。
ちょっとした樹木を植えたり、花を植えたりすると、そこには虫やチョウチョウなどが集まってきます。
親からすれば除草の手間もあるので面倒が多いかもしれませんが、子どもにとっては宝の山です。
敷地の面積にもよりますが、余裕があれば土が見える庭スペースを設けるのもオススメです。