念願のマイホーム、いよいよ間取り作りへ
・施工業者と思いを共有
念願のマイホームを建てるに当たり、相談する施工業者が決まったら、いよいよ具体的な間取りプラン作りに着手します。
これまで見てきたように、住まいへの基本的な考え方を施工業者に伝え、大まかなイメージを相手と共有します。
この「共有」という作業がとても大事なのです。
当初、こちらは家づくりについて無知な半面、施工業者はこちらの生活について無知なので、そのままでは話がかみ合わず、余計なすれ違いを生む可能性があるからです。
住宅を建てた後、どう暮らしたいか、どのような心配ごとがあるのか、家族のどんな将来像を描いているのかなどを詳しく伝えましょう。
一方、それを聞いた相手がどのような解決策や提案を持っているかも、よく聞き出しましょう。
打ち合わせが長丁場になると「それでいいか」という気持ちになることもありますが、妥協しても良いことはありません。
臆することなく、相手の意見を聞き、さらに自分の気持ちをぶつけて、より良い間取りを模索するのです。
あくまで住むのは自分たちですから、せっかく注文住宅を建てるなら、ちゃんと納得できる家を作りましょう。